京都大学などのチームは,9月30日,iPS細胞を使って見つけた治療薬候補のボスチニブを飲んでもらう治験の結果,一部の患者で進行を食い止められた可能性があると発表しました.

ALSの進行を食い止めた例は世界初とみられます.今回の治験は安全性を確かめるのが主な目的で,少人数のため,効果があったかどうか統計的な判定はできません.今後,規模の大きい治験を計画しています.
なお,治験の結果は10月3日から開催される「第25回世界神経学会議」でオンライン発表されます.

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