京都大学iPS細胞研究所の桜井英俊准教授らの研究チームは,デュシェンヌ型筋ジストロフィーを再現したマウスにヒトのiPS細胞からつくった筋肉のもととなる細胞を移植し,筋肉を再生した.
研究成果が米科学誌ステム・セル・リポーツ電子版(https://doi.org/10.1016/j.stemcr.2020.06.004)に掲載された.マウスを使った実験では,多くの筋線維が再生しているのが確認できた.また,筋力も若干の改善がみられたという.

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