Japan Journal of Clinical Research in Dysarthria Vol. 9 No. 1 pp 109-113, 2019
特集２ ディサースリアの治療の重要論文を読む：黎明期
翻訳 咀嚼法による治療
─若干の学際的成果を添えた考察─
Chewing Method As Therapy
A Discussion with Some Philosophical Conclusions
Emil Froeschels, M.D.
New York（AMA Arch Otolaryngol, 56（4）：427-34, 1952.）
訳：髙橋圭三
新潟リハビリテーション大学医療学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
咀嚼法は平易な手技であり，しかも，咀嚼法によって意義深い効果が得られるので，われわれは新たな知見を求めて繰り返して何度もその手技を見直し，従来の考え方を改めるべく挑むことになる