Japan Journal of Clinical Research in Dysarthria Vol. 15 No. 1 pp 90-95, 2025

特集1

高齢者モデルにおける摂食嚥下リハビリテーション

総説

栄養管理
二井麻里亜
京都光華女子大学 健康科学部健康栄養学科

要旨 
日本の超高齢社会では,高齢者モデルの摂食嚥下リハビリテーション(以下,摂食嚥下リハ)の必要性が増している.高齢者モデルではフレイル,サルコペニア,低栄養といった背景因子を総合的に評価し,栄養改善を含めた介入が重要視される.高齢者の栄養課題は多岐にわたり,画一的な介入では改善できないことが多い.通常の摂食嚥下リハだけを行う場合よりも,栄養管理を合わせて行うことで摂食嚥下機能の改善につながる.本稿では,リハの効果を最大限に引き出す「リハ栄養」の考え方に基づき,高齢者モデルの摂食嚥下リハにおける栄養管理について述べる.
キーワード 高齢化モデル,低栄養,フレイル,リハ栄養,攻めの栄養管理

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