Japan Journal of Clinical Research in Dysarthria Vol. 15 No. 1 pp 106-116, 2025

特集2

地域包括ケア時代の言語聴覚士の職能性

総説

地域におけるディサースリアのある人を支える(神経難病を中心として)
山本直史
医療法人社団 芳英会 吉野内科・神経内科医院 リハビリテーション科

要旨 
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)をはじめとする進行性難病の患者は,病状の進行に伴いコミュニケーション手段は制限されていく.残存機能を使ったコミュニケーション手段を確保することは切実な課題であり,ALS患者などの生活の質(quality of life:QOL)に大きく影響を与える.QOLの維持・向上には,病状の進行に適したコミュニケーション手段の選択と導入が必須となる.
キーワード コミュニケーション,神経難病,ALS,拡大代替コミュニケーション(augmentative and alternative communication:AAC),重度障害者用意思伝達装置,透明文字盤

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